入れ歯

Ireba

歯を失ったままで
いることのリスク

  • 機能面のリスク

    歯を失ってしまうと、残っている歯に様々な悪影響が及ぶことがあります。たとえば、噛み合わせのバランスが崩壊し、歯への過度な負担を生む原因となります。また、歯が少なくなることで噛む力が弱まり、残っている歯により大きな圧力がかかるようになってしまうのです。その結果、歯の痛みや揺れ、歯周病の悪化などにつながるリスクが高まります。

  • 生活のリスク

    歯は単なる咀嚼の道具ではなく、健康的で充実した生活を送るために欠かせません。歯が少なくなると、食べ物を十分に噛み砕きにくくなり、消化不良を引き起こすことがあります。また、硬い食べ物や繊維質の多い食品を避けるようになると、栄養バランスが崩れ、体調を崩すリスクも高まります。さらに、歯の欠損によって発音が不明瞭になると、コミュニケーションに支障をきたす可能性もあります。

  • 見た目のリスク

    歯の喪失は、見た目の老化を加速させる要因の1つです。特に前歯の欠損は、口元の印象を大きく損ねる原因となります。また歯が抜けた部分の顎の骨は、次第に萎縮していきます。その結果、口元がこけて老けた印象を与えてしまうことがあるのです。

  • 金銭面のリスク

    歯を失ってから長い時間が経過すると、治療の選択肢が狭まり、費用も高額になる傾向があります。例えば、歯が1本抜けた状態を放置していると、隣の歯が倒れ込んでしまい、複数の歯を治療しなければならないケースも考えられるのです。また、顎の骨が萎縮してインプラント治療が難しくなると、骨移植が必要になるケースもあります。

保険の入れ歯と
自費の入れ歯

入れ歯には保険適用のものと、より使い心地のよい自費の入れ歯がございます。
それぞれの特徴をまとめてみましたので、入れ歯をご検討中の患者様はぜひご参考にしてください。
※当院の保険治療は現金支払いのみ、自由診療はカード払いがご利用可能です。

保険の入れ歯と自費の入れ歯の比較表

保険の入れ歯

特徴
  • 素材はプラスチック(レジン)を使用します。
  • 総入れ歯はレジンのみ、部分入れ歯はレジンとクラスプと呼ばれる金属の留め具を使用します。
メリット
  • 健康保険が適用されるため、費用を抑えることが出来ます。
デメリット
  • 強度を保つ為に厚く作る必要があり、見た目が悪くなることや噛んだ時の違和感が残ることもあります。

自費の入れ歯

特徴
  • 素材を自由に選ぶことが出来るので、患者様のご要望に応えることが可能になります。
  • 装着した時の違和感や審美性が気にならない入れ歯を作ることが可能になります。
メリット
  • 歯科医が時間をかけ、一人ひとりに合った痛くなく噛めて、吸着性の良い入れ歯が作れます。
  • 吸い付きを良くする素材、入れ歯ががたつかない素材、保険の入れ歯より格段に薄い素材などを使用することが出来ます。
デメリット
  • 全額自己負担となるため、費用がかかります。

自費の入れ歯のご紹介

金属床義歯

金属床義歯とは歯肉に触れる部分が金属素材で作られた入れ歯です。保険義歯よりも薄く作ることができ、素材も金属の為熱が伝わりやすく、食べ物の温度を感じやすいという特徴を持っています。また、装着時の違和感もほとんどありません。薄い割に強度が高く、床に落としても割れるリスクが低いことも特長です。
自費診療なので費用はかかりますが、美味しく食事を楽しみたい方にお勧めしております。

費用 264,000円~385,000円
※欠損数、金属の種類によって価格は変動します。
治療期間・回数 1ヶ月~3ヶ月・4回~8回
デメリット
  • 金属アレルギーをお持ちの患者様は使用できない可能性がある。
  • 素材に重みがあるため、金属床を装着した際に違和感を覚える場合がある。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。

ノンクラスプデンチャー

金属のクラスプ(残っている歯に引っ掛ける装置)を使っていないので、審美性に富んだ自然な見た目が特長です。
自費診療なので費用はかかりますが、笑ったときにの見た目が気になり入れ歯を躊躇されている方にお勧めしております。また、金属アレルギーの方でも安心してご使用できます。

費用 132,000円~385,000円
※欠損数によって価格は変動します。
治療期間・回数 1ヶ月~3ヶ月・4回~8回
デメリット
  • 特殊な素材で作製するので、破損した際、次の装置が出来上がるまでお時間をいただく場合がある。
  • 装置を固定するため、引っ掛ける歯がない方はご使用いただけない。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。