審美治療

Shinbi

セラミックについて

セラミックは、歯の色調に近いナチュラルな人工歯を作製できる素材です。歯科領域においてセラミックを使用する理由は、見た目の美しさを追求するためだけではありません。セラミックは生体適合性に優れており、虫歯の再発リスクを抑えたり、金属アレルギーを防いだりする効果も期待できます。健康面での配慮と審美性の両立を目指す方に、セラミックを用いた治療は適切な選択肢と言えます。

自費の詰め物
(インレー)

金合金

適合性・耐久性・機能性は良好。ゴールドなので審美性には欠ける。

素材 ゴールド
色調再現性 ▲審美性に欠ける
対変色性 ○変色の可能性が低い
強度 ○天然歯と同じぐらいの硬さ
生体親和性
費用 55,000円
治療期間・回数 1週間~2週間・2~3回
デメリット
  • 審美性に欠ける。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。

e-maxインレー

隣の歯とほとんど同じ色。光の透過性が良く、非常に審美性が高い。

素材 オールセラミックス(特殊強化ガラスセラミック)
色調再現性 ◎隣の歯とほとんど同じ
対変色性 ◎着色・変色がない
強度 ○天然歯より若干硬め
生体親和性
費用 49,500円
治療期間・回数 1週間~2週間・2~3回
デメリット
  • 強い力がかかると割れてしまう恐れがあるため、歯ぎしりや食いしばりが癖になっている患者様にはおすすめできない場合がある。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。

ジルコニアインレー

強度・耐久性はあるが白色単色であり、適合性に欠ける。

素材 オールセラミックス(ジルコニア)
色調再現性 ▲単色である
対変色性 ◎着色・変色がない
強度 ◎天然歯より硬い
生体親和性
費用 44,000円
治療期間・回数 1週間~2週間・2~3回
デメリット
  • 白色単色で適合性に欠ける。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。

ハイブリットインレー

他のセラミックインレーに比べ、強度・耐久性に欠けるが対合歯を傷めない。

素材 プラスチックとセラミックの混ぜ物
色調再現性 ○ある程度の色調回復
対変色性 ▲変色の可能性がある
強度 ▲天然歯と同じぐらいの硬さ
生体親和性
費用 33,000円
治療期間・回数 1週間~2週間・2~3回
デメリット
  • 強度・耐久性に欠ける。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。

自費の被せ物
(クラウン)

レイヤリングジルコニア
セラミック

極端な透明感やグラデーションの再現が可能です。歯先の透明度が高めの患者様に最適で、セラミックス本来の美しさが一番出ます。主に、前歯の単冠、著しく透明度のある隣の歯との色調調和の難しい症例におすすめです。

素材 【フレーム】光透過性ジルコニア(人工ダイヤモンド)
【表層部】セトモノ陶材
色調再現性 ★★★
光の透過性
対変色性 着色・変色なし
生体親和性
費用 110,000円
治療期間・回数 3週間~4週間・3~4回
デメリット
  • 強い衝撃を加えると表面が破折する恐れがある。
  • 調整が難しく、割れた場合は再治療が必要。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。

フルジルコニア

レイヤリングジルコニアセラミックに比べ強度に優れており、破損やヒビが入りづらいのが特徴です。奥歯や透明度を重視しない症例におすすめしております。

素材 光透過性ジルコニア(人工ダイヤモンド)
色調再現性
光の透過性
対変色性 着色・変色なし
生体親和性
費用 77,000円
治療期間・回数 1ヶ月~2ヶ月・4~5回
デメリット
  • 強い衝撃を加えると表面が破折する恐れがある。
  • 調整が難しく、割れた場合は再治療が必要。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。

メタルボンド

素材 【フレーム】金属
【表層部】セトモノ陶材
色調再現性 ★★
光の透過性 ×
対変色性 着色・変色なし
生体親和性
費用 115,500円
治療期間・回数 1ヶ月~2ヶ月・4~5回
デメリット
  • 金属アレルギーを起こす可能性がある。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。

ハイブリットセラミックス

素材 【フレーム】金属
【表層部】プラスチックとセラミックの混ぜ物
色調再現性
光の透過性 ×
対変色性 着色・変色なし
生体親和性
費用 71,500円
治療期間・回数 1ヶ月~2ヶ月・4~5回
デメリット
  • 強度・耐久性に欠ける。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。

ゴールドクラウン

素材 ゴールド
色調再現性 ×金属
光の透過性 ×
対変色性 着色・変色なし
生体親和性
費用 88,000円
治療期間・回数 1ヶ月~2ヶ月・4~5回
デメリット
  • 審美性には欠ける。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。