ホワイトニング

Whitening

歯が黄ばむ原因

歯の黄ばみには、大きく分けて2つの種類があります。1つは歯の表面に着色汚れが付着することによる黄ばみ(外因性)、もう1つは歯の内部そのものが黄ばんでいるケース(内因性)です。ホワイトニングを検討する際には、自分の歯の黄ばみがどちらのタイプに当てはまるのかを知ることが重要です。

外因性の黄ばみ

0101食べ物・飲み物
普段何気なく口にしている食べ物や飲み物の中には、歯の黄ばみの原因となるものが含まれています。例えば、カレーやコーヒー、紅茶などに含まれるポリフェノールは、唾液中のタンパク質と結合し、歯の表面に「ステイン(着色汚れ)」を形成します。このステインが蓄積することで、歯が黄ばんで見えるようになるのです。
0202喫煙
タバコに含まれるニコチンやタールは、歯の表面に強く付着する性質があります。喫煙を続けていると、徐々に歯が茶色く変色していきます。さらに、喫煙は歯周病のリスクを高めることが知られています。歯の美しさと健康を保つためにも、禁煙に取り組むことが大切です。
0303歯垢(プラーク)と歯石
歯磨きが不十分だと、歯の表面や歯と歯の間に歯垢(プラーク)が蓄積します。歯垢は細菌の塊であり、放置すると歯石へと変化します。歯垢や歯石は、着色汚れを吸着しやすく、歯の黄ばみの原因となります。歯垢や歯石の付着を防ぐためには、丁寧な歯磨きを心がけ、定期的な歯科医院でのクリーニングを受けることが重要です。

内因性の黄ばみ

0101加齢
年齢を重ねるにつれて、歯が黄ばんで見える現象はよくあります。これは、歯の表面を覆うエナメル質が徐々に薄くなり、内部の象牙質の色が透けて見えるようになるためです。象牙質は本来黄色味を帯びており、加齢とともにその色合いが濃くなる傾向にあります。また、長年の飲食や喫煙などによる着色汚れが、エナメル質の奥深くまで浸透することも歯の黄ばみを助長します。
0202生まれつきの歯の色
歯の色は、個人差が大きいものです。生まれつき歯が黄色味を帯びている人もいれば、白い歯を持つ人もいます。この違いは、主に遺伝的な要因によるものだと考えられています。特に、日本人を含むアジア人種は、欧米人と比べてエナメル質が薄い傾向にあり、歯が黄ばんで見えやすいと言われています。

ホワイトニングの
メリット

  • 歯を削らずに白くできる

    ホワイトニングでは、専用の薬剤を用いて歯の内部の色素を分解・除去します。そのため、歯の表面を削ったり、人工物で覆ったりする必要がありません。自分の天然の歯を大切にしながら、白く輝く歯を手に入れることができるのです。

  • 本来の色以上の
    白さにできる

    ホワイトニングでは、高濃度の薬剤を用いて、短期間で大きな効果を得ることが可能です。ただし、効果には個人差があるため、事前に歯科医師とよく相談し、現実的な目標を設定するようにしましょう。

  • 笑顔が魅力的に

    歯が黄ばんでいると、口元に自信が持てず、笑顔を見せるのを躊躇してしまうことがあります。一方で、ホワイトニングによって歯が白くなると、笑顔の印象は大きく変化し、より前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになります。

当院のホワイトニング

ホームホワイトニング

歯科医院で患者様の歯型に合わせたマウスピースを作製し、ご自宅で行うホワイトニング治療です。マウスピースに薬剤を注入し、一定時間装着することで、徐々に歯を白くしていきます。オフィスホワイトニングに比べると薬剤の濃度が低いため、目的の白さを得るには数週間から2か月程度を要します。ただし、自然な白さを得られるのがメリットです。

費用 片顎22, 000円
上下44,000円
治療期間・回数 2週間・毎日
デメリット
  • 効果が見られるまで時間がかかる。
  • お口の状態によっては、効果が出にくい場合がある。
  • ホワイトニング期間中、歯に色移りしやすい飲食物に気を付けなくてはいけない。
  • 保険が適用されないため自費診療になる。